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テトラサイクリン歯のホワイトニングは効かない?効き方が3つの意味で違う

子どもの頃から歯の色が気になっていて、何度かホワイトニングを考えたことがある。けれど確かめるたびに「テトラサイクリン歯は効果が出にくい」という記述に行き当たり、そのたびに先送りしてきた。

問題は、その「出にくい」がどの程度なのかが書かれていないことです。まったく変わらないのか、多少は変わるのか。多少でも変わるなら試したいけれど、期待して裏切られるのも避けたい。

先に整理します。効果が出ないのではなく、効き方が3つの意味で違います。 到達点、均一さ、そして時間。この3つが分かれば、期待をどこに置けばいいかが決まります。あわせて、途中で見た目が一時的に変化する時期があることも押さえておきましょう。ここを知らないと、変化の途中で中断してしまうことがあります。

目次

テトラサイクリン歯とは

まず前提を確認します。

テトラサイクリン歯は、歯の形成期(0〜12歳頃)にテトラサイクリン系の抗生物質を摂取したことによって、歯が変色した状態を指します。

重要なのは、歯の内部から色がついているという点です。表面についた汚れではないため、歯磨きやクリーニングでは変わりません。表面の着色と内部の色の違いについては「歯の黄ばみを取る方法は原因で変わる|表面の着色と内部の色の見分け方から解説」で整理しています。

見た目の特徴としては、全体的に灰色がかっていること、横方向の縞模様が見えることが挙げられます。

自分がそうかを見分ける

自分の歯がこれに当たるかどうか、いくつかの手がかりがあります。

手がかり内容
色の傾向黄色っぽさより、灰色や褐色がかっている
縞模様横方向の縞(帯状の模様)が見える
範囲1本だけでなく、複数の歯に同じように出ている
服用歴幼少期に抗生物質を服用した記憶、または家族の記憶がある

黄色っぽい変色は、飲食物による着色や加齢による変化であることが多いのに対し、灰色系で縞模様を伴う場合は別の原因が考えられます。

ただし、見た目が似ていても原因が違うことがあります。確定は診察によります。まず自分の歯の色が何によるものかを確かめるところから始まります。

効果が出ないのではなく、効き方が3つの意味で違う

ここが本記事の中心です。「効果が出にくい」と一括りにされている内容を分けると、次の3つになります。

違い内容
① 到達点が違う白くはなるが、真っ白ではなくグレー系の白さになるとされる
② 均一にならない縞模様がある場合、部分によって変化の度合いが違う
③ 時間と回数がかかる通常より多くの回数を要する

「効かない」のではありません。 この3つの形で、通常の場合と違うということです。順に見ていきます。

①到達点|真っ白ではなくグレー系の白さ

もともとの色が灰色系であるため、明るくなってもグレーみが残るとされています。

ここで区別しておきたいのは、「白くなる」と「真っ白になる」は違うということです。段階としては上がりますが、到達する位置が通常の場合とは異なります。

変化を確認するときは、感覚ではなく段階で見るほうが正確です。歯の色を段階で表す基準の読み方については「ホワイトニングのレベルの読み方|A1〜D4は明るさ順に並んでいない」で整理しています。

ここを知らずに受けると、実際には変化していても「思っていたのと違う」という受け取り方になります。 期待と結果のズレがどこで生まれるかについては「ホワイトニングで後悔するのはなぜ?期待と結果のズレが生まれる4つの局面」で扱っています。

②均一にならない|途中で縞模様が目立つ時期がある

3つの中で、最も知っておく価値があるのがこれです。

縞模様は、色の濃い部分と薄い部分が帯状に並んでいる状態です。ホワイトニングを進めると、薄い部分が先に明るくなります

その結果どうなるか。濃い部分との差が広がり、一時的に縞模様が目立つことがあります。

これは悪化ではない

見た目としては「模様がはっきりしてきた」となるため、悪化したように感じられます。しかし実際に起きているのは、変化の度合いに差が出ているということです。全体としては明るくなっています。

この現象は、テトラサイクリン歯に限ったものではありません。周囲が明るくなるほど、変化しにくい部分が取り残されて目立つという、ホワイトニング全般に共通する構造です。詰め物が目立つようになるのも同じ理屈です。この整理については「ホワイトニングの「失敗」は4つに分かれる|ムラ・白い斑点の正体と直すべきもの」で扱っています。

知らずに見ると、この段階で中断してしまいます。 続けることで濃い部分も変化し、差が縮まる場合があります。ただし、完全に均一になるとは限りません。

③時間と回数|通常より多くかかる

3つ目は、進み方の話です。

テトラサイクリン歯のホワイトニングは、通常より多くの回数を要するとされています。変化がゆるやかなため、短期間では実感しにくくなります。

つまり、期限がある場合には現実的でないことがあります。結婚式まで1ヶ月といった状況では、目標に届かない可能性が高くなります。

回数と間隔の考え方については「ホワイトニングの頻度はどのくらい?白くする期間と保つ期間で変わるペースを解説」で、回数が総額にどう影響するかは「オフィスホワイトニングの費用は何で決まる?回数と範囲から総額を組み立てる方法」で整理しています。

時間をかけられるかどうかが、判断の分かれ目になります。

オフィスホワイトニングの詳細はこちら

程度によって見込みが変わる

テトラサイクリン歯には、変色の程度による分類があるとされています。

均一な変色が中心の場合は、比較的改善しやすいとされます。色の差が小さいため、全体が同じように明るくなりやすいためです。

縞模様が強い場合は、改善に時間がかかる傾向があるとされます。前章のとおり、部分によって変化の度合いが違うためです。

自分がどの程度に当たるかは、診察で確認することになります。程度が分かれば、時間をかける価値があるかどうかの判断もしやすくなります。

判断の順序|まず試してから次を考える

変色した歯への対応には、ホワイトニング以外の方法もあります。歯の表面を薄く削って板を貼る方法(ラミネートベニア)などです。

ここで押さえておきたいのが順序です。

ラミネートベニアなどは、歯を削る処置です。 一度削れば元には戻せません。

一方、ホワイトニングは歯を削りません。 効き方に違いはあるものの、試したうえで結果を見ることができます。

つまり、先にホワイトニングを試し、その結果を見てから次を考えるという順序が取れます。この順序であれば、削らずに済む可能性が残ります。逆にすると、削ったあとに「ホワイトニングでも足りていたかもしれない」という判断はできません。

なお、人工物は薬剤では色が変わりません。この点については「インプラントはホワイトニングで白くならない|替えられる部分と、色を合わせる3つの選択肢」で整理しています。ラミネートベニアなどの具体的な内容や費用については、その治療を行う歯科医院にご相談ください

東京新宿矯正歯科での進め方

当院での流れをご説明します。

歯科医院で受けるオフィスホワイトニングでは、来院時に口内と歯の色を確認します。まず現在の状態と程度を確認できるため、そこから見込みを相談できます。プランは当日、歯科衛生士と相談しながら選べます。来院は最低1回※です。

※通院回数は治療内容・個人の状態により異なります

スタンダードプランは4,980円(税込)からで、3回施術を受けた場合の総額は14,940円(税込)です。より高い濃度で進めたい場合は、過酸化水素35%のホワイトニング剤を使用するブーストプランがあり、16,500円(税込)です。

※オフィスホワイトニングは保険適用外の自由診療です。使用するホワイトニング剤は国内未承認医薬品で、国内で同等の承認医薬品はありません。米国の正規輸入商社を通じて入手しており、米国FDAにおいて安全性が確認されています。リスク・副作用として、個人差がありますが一時的に歯がしみる場合があります。本製品による副作用は、国内医薬品副作用救済制度の対象外です。詰め物・被せ物・差し歯には十分なホワイトニング効果は期待できません。効果の程度・持続期間には個人差があります。

自宅で行うホームホワイトニングは、マウスピースをお持ちの場合が月々11,000円(税込)、お持ちでない場合は初月22,000円(税込・マウスピース作成込み)で次月以降が11,000円(税込)です。回数と期間がかかる前提であれば、月ごとに判断できる形が合うこともあります。

※ホームホワイトニングは保険適用外の自由診療です。標準費用はマウスピースをお持ちの場合11,000円〜33,000円(税込)、お持ちでない場合22,000円〜44,000円(税込)です(1〜3か月継続した場合。4か月目以降も継続する場合は月々11,000円(税込))。期間・回数は治療内容や歯の状態により異なり、オンライン診療にもとづいて決定されます。副作用・リスクとして、補綴物が取れること、装着中や装着後に歯がしみること、口内炎・擦過傷の悪化等が生じる場合があります。効果や感じ方には個人差があります。

なお、ラミネートベニアなど歯を削る処置をご検討の場合は、その治療を行う歯科医院にご相談ください。

オフィスホワイトニングの詳細はこちら

テトラサイクリン歯のホワイトニングに関するよくある質問

テトラサイクリン歯でもホワイトニングは効きますか?

変化はします。ただし効き方が通常と違い、到達点がグレー系の白さになる、縞模様は均一に改善しない、時間と回数がかかる、という3つの違いがあります。「効かない」のではなく、この形で違うという整理になります。程度によっても見込みが変わるため、まず診察で確認してください。

縞模様は消えますか?

完全に消えるとは限りません。縞模様は色の濃い部分と薄い部分が並んでいる状態で、薄い部分が先に明るくなるためです。続けることで濃い部分も変化し、差が縮まる場合がありますが、均一になるかどうかは程度によります。

途中で縞模様が目立ってきました。悪化していますか?

悪化ではない可能性があります。薄い部分が先に明るくなることで、濃い部分との差が一時的に広がるためです。全体としては明るくなっている状態です。ただし、症状を伴う場合や判断がつかない場合は、自己判断で続けずにご相談ください。

何回くらいかかりますか?

通常のホワイトニングより多くの回数を要するとされています。具体的な回数は変色の程度によって変わるため、診察のうえで見込みを確認することになります。期限がある場合は、間に合うかどうかも含めて相談してください。

真っ白にはなりませんか?

もともとの色が灰色系であるため、明るくなってもグレーみが残るとされています。段階としては上がりますが、到達する位置は通常の場合と異なります。ここを先に知っておくと、変化していても「思っていたのと違う」という受け取り方になりにくくなります。

歯を削る方法しかないのでしょうか?

そうとは限りません。ホワイトニングは歯を削らない方法です。効き方に違いはあるものの、まず試して結果を見てから次を考えるという順序が取れます。削る処置は元に戻せないため、先に削らない方法を試すほうが選択肢が残ります。

まとめ|「効かない」ではなく「効き方が違う」

テトラサイクリン歯のホワイトニングは、効果が出ないわけではありません。効き方が3つの意味で違います。 到達点が真っ白ではなくグレー系の白さになること、縞模様は均一に改善しないこと、そして時間と回数がかかることです。

特に押さえておきたいのが、途中で縞模様が目立つ時期があることです。薄い部分が先に明るくなるため、濃い部分との差が一時的に広がります。これは悪化ではなく、変化の度合いに差が出ている状態です。知らずに見ると、この段階で中断してしまいます。

そして、判断には順序があります。歯を削る処置は元に戻せませんが、ホワイトニングは削りません。 まず試して結果を見てから次を考えれば、削らずに済む可能性が残ります。まずは自分の歯の程度を確認するところから始めてみてください。

東京新宿矯正歯科のホワイトニング
各線「新宿駅」から徒歩5分。クリニックで施術する「オフィスホワイトニング」と、自宅で続ける「ホームホワイトニング」の両方に対応しています。目指す白さや生活スタイルに合わせて、当日ご相談のうえプランをお選びいただけます。

メニュー費用(税込)内容
オフィスホワイトニング
(スタンダードプラン)
4,980円〜
(3回施術の総額 14,940円)
過酸化水素配合のホワイトニング剤を塗布し、専用照射器で8分×2回照射します
オフィスホワイトニング
(ブーストプラン)
16,500円過酸化水素35%のホワイトニング剤を塗布し、専用照射器で8分×2回照射します
ホームホワイトニング初月11,000円
(マウスピースをお持ちでない場合は初月22,000円)
次月以降 11,000円/月
オンライン診療のうえ、オーダーメイドマウスピースとホワイトニングジェル(濃度10%)を自宅へ配送します

※オフィスホワイトニング・ホームホワイトニングはいずれも保険適用外の自由診療です。
※オフィスホワイトニングで使用するホワイトニング剤は国内未承認医薬品です。国内で同等の承認医薬品はありません。米国の正規輸入商社を通じて入手しており、米国FDAにおいて安全性が確認されています。
※リスク・副作用:個人差がありますが、一時的に歯がしみる場合があります。本製品による副作用は、国内医薬品副作用救済制度の対象外です。ホームホワイトニングでは、補綴物が取れること、装着中や装着後に歯がしみること、口内炎・擦過傷の悪化等が生じる場合があります。
※詰め物・被せ物・差し歯には十分なホワイトニング効果は期待できません。
※効果の程度・持続期間には個人差があります。ホームホワイトニングの標準費用は、マウスピースをお持ちの場合11,000円〜33,000円(税込)、お持ちでない場合22,000円〜44,000円(税込)です(1〜3か月継続した場合)。4か月目以降も継続する場合は月々11,000円(税込)がかかります。
※期間・回数は治療内容や歯の状態により異なり、診療にもとづいて決定されます。

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