「初回2〜5万円」という数字は見つかる。けれど、その先がどうなるのかが書かれていない。1ヶ月で終わるのか、3ヶ月続けるのか。続けるなら毎月いくらかかるのか。歯科医院で受ける方法なら「1回◯円×◯回」で見積もれますが、自宅で行う方法は計算のしかたが分かりません。
ホームホワイトニングの費用は、初期費用と継続費用の2つに分かれます。そして初期費用の大半を占めるのは、初回だけ発生するマウスピース作製費です。2ヶ月目以降は負担が軽くなります。さらに、続けるかどうかは自分で判断できるため、総額の上限は自分でコントロールできます。ここでは費用の積み上がり方を整理します。
費用は「初期費用」と「継続費用」に分かれる
まず全体の構造です。
| 区分 | 内容 | 発生するタイミング | 金額の目安 |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | マウスピース作製費 | 初回のみ | 15,000〜30,000円程度 |
| 初期費用 | 初回分のジェル代 | 初回 | 5,000〜10,000円程度 |
| 継続費用 | 追加のジェル代 | 続ける場合 | 1本2,500〜3,500円程度(2週間〜1ヶ月分で5,000〜10,000円程度) |
初回の総額は、これらを合わせて25,000〜50,000円程度が目安とされています。
ここで押さえておきたいのは、初月が最も高く、2ヶ月目以降は継続費用だけになるという点です。マウスピースは一度作れば続けて使えるため、その分がなくなります。
つまり、総額はこう表せます。
総額 = 初期費用 + 継続費用 × 続けた月数
なお、医院によっては初診料や検査料が別にかかることがあります。費用項目の全体像については「ホワイトニングの値段はいくら?種類別の相場と、施術費以外にかかる費用を解説」に一覧があります。
初期費用の大半はマウスピース作製費
初期費用の内訳を見ると、金額が大きいのはマウスピース作製費です。
歯型をとって、一人ひとりの歯の形に合わせて作るためです。既製品ではなく個別に作るぶん、この費用がかかります。薬剤が歯に密着するかどうかは、この適合によって決まります。
そして重要なのは、これが初回のみ発生する費用だという点です。一度作ってしまえば、そのあとはジェルを追加するだけで続けられます。
マウスピースの作り方や、市販品との違いについては「ホームホワイトニングのマウスピースはどう作る?市販との違い・費用・通わずに作る方法」で整理しています。
なお、紛失や破損をした場合は再製作の費用がかかります。この扱いについては費用をまとめた記事で触れています。
マウスピースを持っている場合は初期費用が変わる
ここは見落とされやすい点です。すでにマウスピースを持っている場合、作製費がかからないことがあります。
該当しうるのは、次のような場合です。
- 過去にホームホワイトニングを受けたことがある
- マウスピース矯正を受けたことがある
初期費用のうち最も大きい項目がなくなるため、始めるときの負担が大きく変わります。
ただし、使えるかどうかは確認が必要
一方で、持っていればそのまま使えるとは限りません。次のような事情があります。
設計が違う場合があります。 矯正用のマウスピースとホワイトニング用のマウスピースでは、目的が違うため作りが異なることがあります。
歯並びが変わっている場合があります。 作ってから時間が経っていれば、その間に歯が動いていることがあります。合わなくなっていれば、薬剤が正しく行き渡りません。
保管状態によります。 変形や劣化があれば使えません。
つまり、使えるかどうかの判断は診察によるということになります。手元にある場合は、まず確認してもらう価値があります。使えれば初期費用が大きく変わるためです。
継続費用は「何ヶ月続けるか」で決まる
総額を決めるのは、続けた月数です。
何ヶ月かかるかは、もともとの歯の色と、目指す明るさによって変わります。目安としては1〜3ヶ月程度とされていますが、始める前に確定させることはできません。到達点を決める要因については「ホームホワイトニングの効果|変化までの期間・どこまで白くなるか・持続をそれぞれ解説」で整理しています。
ここで不安になるのは、「続けるほど費用がかさむのではないか」という点だと思います。
ただ、この方法には特徴があります。続けるかどうかを、自分で判断できるということです。
1ヶ月続けてみて、目標に届いていれば終わりにできます。もう少し続けたければ延ばせます。費用が積み上がるかどうかは、自分の判断次第ということになります。
つまり、総額は事前に確定しない代わりに、上限を自分でコントロールできるという性質を持っています。続ける月数の判断については「ホームホワイトニングのデメリットは1つに集約される|続かなくなる5つの原因と対処」でも扱っています。
料金体系によって初期費用の山が変わる
支払い方には2つの形があります。同じ内容でも、最初に払う額が変わります。
| 料金体系 | 最初に払う額 | 続けるときの扱い |
|---|---|---|
| 一式パッケージ型 | まとまった額 | ジェルを追加購入する |
| 月額制 | 月ごとの額 | 継続すれば自動的に届く |
一式パッケージ型は、マウスピースとジェルをまとめて購入する形です。最初にまとまった額が必要になりますが、短期間で終わる見込みであれば総額が抑えられることもあります。
月額制は、月ごとに支払う形です。初期費用の山がならされるため、最初の負担が小さくなります。
何ヶ月かかるかが事前に分からない以上、月額制のほうが判断を先送りできるという利点があります。1ヶ月ごとに続けるかを決められるためです。
支払い方式の詳細については「ホワイトニングの値段はいくら?種類別の相場と、施術費以外にかかる費用を解説」で整理しています。
オフィスとは費用の性質が違う
歯科医院で受ける方法と比べると、費用の決まり方そのものが違います。
| 歯科医院で受ける方法 | 自宅で行う方法 | |
|---|---|---|
| 費用の決まり方 | 1回ごとに確定する | 続けた月数で決まる |
| 総額の見積もり | 事前に見積もれる | 事前には確定しない |
| 途中での調整 | 回数を減らすことはできるが、受けた分は確定 | 続けるかを月単位で決められる |
歯科医院で受ける方法は、1回ごとに費用が確定します。総額は「単価×回数」で組み立てられるため、始める前に見積もれます。この考え方については「オフィスホワイトニングの費用は何で決まる?回数と範囲から総額を組み立てる方法」で整理しています。
自宅で行う方法は、初期費用を払ったあと、続けるかどうかを月単位で判断できます。事前に総額を確定できない代わりに、上限を自分で決められます。
どちらが安いかではなく、費用の確定のしかたが違うということになります。期限が決まっていて総額を先に把握したい場合は前者、様子を見ながら進めたい場合は後者が合うことがあります。
東京新宿矯正歯科の料金
ここまで一般的な目安で説明してきましたが、料金に含まれる内容や支払い方は医院ごとに異なります。金額だけを並べても比較にならない点は、先に申し添えておきます。そのうえで、当院の料金をご案内します。
マウスピースをお持ちの場合は、月々11,000円(税込)です。お持ちでない場合は、初月22,000円(税込・マウスピース作成込み)、次月以降は11,000円(税込)となります。
ご覧のとおり、初期費用と継続費用の構造がそのまま料金に現れています。マウスピースの作成が必要かどうかで初月が変わり、2ヶ月目以降は同額になります。
オンライン診療で処方したうえで、ホワイトニングキットを自宅へ配送します。送料はかかりません。キットの内容は、オーダーメイドのマウスピース、濃度10%のホワイトニングジェル4本(1ヶ月分)、知覚過敏抑制剤です。
定期便は、次回決済日の前日までにLINEでご連絡いただければ解約できます。なお、診察・処方が済んだあとのキャンセルや返金は、医療行為の性質上お受けできません。
マウスピースの作成が必要な場合のみ来院となり、歯型スキャンの所要は約15分です。来院は最低1回※です。
※通院回数は治療内容・個人の状態により異なります
※ホームホワイトニングは保険適用外の自由診療です。標準費用はマウスピースをお持ちの場合11,000円〜33,000円(税込)、お持ちでない場合22,000円〜44,000円(税込)です(1〜3か月継続した場合。4か月目以降も継続する場合は月々11,000円(税込))。期間・回数は治療内容や歯の状態により異なり、オンライン診療にもとづいて決定されます。副作用・リスクとして、補綴物が取れること、装着中や装着後に歯がしみること、口内炎・擦過傷の悪化等が生じる場合があります。効果や感じ方には個人差があります。
自宅で行う方法の全体像については「ホームホワイトニングとは?費用・期間・やり方と「通院なしでできる範囲」を解説」で説明しています。
ホームホワイトニングの値段に関するよくある質問
初回にいくら必要ですか?
マウスピース作製費とジェル代を合わせて、25,000〜50,000円程度が一般的な目安とされています。このうち大きいのはマウスピース作製費(15,000〜30,000円程度)で、これは初回のみ発生します。医院によっては初診料や検査料が別にかかることもあります。
2ヶ月目以降はいくらかかりますか?
マウスピースは作り直す必要がないため、追加のジェル代だけになります。1本2,500〜3,500円程度、2週間〜1ヶ月分で5,000〜10,000円程度が目安です。月額制の医院では、月ごとの定額となります。
何ヶ月続けることになりますか?
もともとの歯の色と目指す明るさによって変わり、1〜3ヶ月程度が目安とされています。始める前に確定させることはできません。ただし、続けるかどうかは月ごとに判断できるため、目標に届いた時点で終わりにできます。
矯正で作ったマウスピースは使えますか?
使える場合とそうでない場合があります。矯正用とホワイトニング用では設計が異なることがあり、また作ってから時間が経っていれば歯並びが変わっている可能性もあります。保管状態にもよります。手元にある場合は、まず確認してもらってください。使えれば初期費用が大きく変わります。
オフィスとどちらが安いですか?
費用の決まり方が違うため、単純な比較にはなりません。歯科医院で受ける方法は1回ごとに確定し、総額を事前に見積もれます。自宅で行う方法は続けた月数で決まり、事前には確定しない代わりに上限を自分で決められます。目標と期限によって、どちらが合うかが変わります。
途中でやめたら費用はどうなりますか?
支払い方式によります。月ごとに支払う形であれば、次回の決済日より前に連絡することで以降の支払いを止められるのが一般的です。まとめ払いの場合、未消化分の扱いは契約条件によります。なお、診察・処方が済んだあとのキャンセルや返金は、医療行為の性質上お受けできないのが通常です。
まとめ|総額は「続けた月数」で決まる
ホームホワイトニングの費用は、初期費用と継続費用の2つに分かれます。初期費用の大半はマウスピース作製費で、これは初回のみです。2ヶ月目以降はジェル代だけになるため、負担は軽くなります。
総額は「初期費用+継続費用×続けた月数」で決まります。何ヶ月かかるかは事前に確定できませんが、続けるかどうかは自分で判断できるため、上限は自分でコントロールできます。ここが、1回ごとに費用が確定する歯科医院での方法との違いです。
そして、すでにマウスピースを持っている場合は初期費用が大きく変わります。過去にホワイトニングや矯正を受けたことがある方は、使えるかどうかを確認してみてください。費用を抑える方法全般については「ホワイトニングを安く済ませる方法|効き目の大きい順と、削ると高くつく費用」で整理しています。
東京新宿矯正歯科のホワイトニング
各線「新宿駅」から徒歩5分。クリニックで施術する「オフィスホワイトニング」と、自宅で続ける「ホームホワイトニング」の両方に対応しています。目指す白さや生活スタイルに合わせて、当日ご相談のうえプランをお選びいただけます。
| メニュー | 費用(税込) | 内容 |
|---|---|---|
| オフィスホワイトニング (スタンダードプラン) | 4,980円〜 (3回施術の総額 14,940円) | 過酸化水素配合のホワイトニング剤を塗布し、専用照射器で8分×2回照射します |
| オフィスホワイトニング (ブーストプラン) | 16,500円 | 過酸化水素35%のホワイトニング剤を塗布し、専用照射器で8分×2回照射します |
| ホームホワイトニング | 初月11,000円 (マウスピースをお持ちでない場合は初月22,000円) 次月以降 11,000円/月 | オンライン診療のうえ、オーダーメイドマウスピースとホワイトニングジェル(濃度10%)を自宅へ配送します |
※オフィスホワイトニング・ホームホワイトニングはいずれも保険適用外の自由診療です。
※オフィスホワイトニングで使用するホワイトニング剤は国内未承認医薬品です。国内で同等の承認医薬品はありません。米国の正規輸入商社を通じて入手しており、米国FDAにおいて安全性が確認されています。
※リスク・副作用:個人差がありますが、一時的に歯がしみる場合があります。本製品による副作用は、国内医薬品副作用救済制度の対象外です。ホームホワイトニングでは、補綴物が取れること、装着中や装着後に歯がしみること、口内炎・擦過傷の悪化等が生じる場合があります。
※詰め物・被せ物・差し歯には十分なホワイトニング効果は期待できません。
※効果の程度・持続期間には個人差があります。ホームホワイトニングの標準費用は、マウスピースをお持ちの場合11,000円〜33,000円(税込)、お持ちでない場合22,000円〜44,000円(税込)です(1〜3か月継続した場合)。4か月目以降も継続する場合は月々11,000円(税込)がかかります。
※期間・回数は治療内容や歯の状態により異なり、診療にもとづいて決定されます。
