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ホームホワイトニングのやり方|ジェルの量・装着時間・使用後のケアを手順で解説

歯科医院でマウスピースとジェルを受け取り、使い方の説明も聞いた。それでも家でやってみると、細かいところが分からなくなるものです。ジェルは「少量」と言われたけれど、少量とはどのくらいなのか。外したあとは口をすすぐだけでいいのか。マウスピースはどう洗うのか。

手順自体は複雑ではありません。ただ、ジェルの量、装着する時間、そして使用後のケア。この3点で進み方に差が出やすいところがあります。毎日の流れを順に確認したうえで、やり忘れた日の扱いや、しみたときの対処、そして「いつまで続けるのか」という終わり方まで整理します。

目次

毎日の手順

まず全体の流れを確認します。

ステップすることポイント
1歯をみがく表面に汚れが残っていると薬剤が歯に届きにくくなります
2マウスピースにジェルを入れる量が結果を左右します(次の章で詳しく)
3マウスピースを装着する鏡を見て、浮いている部分がないか確認します
4決められた時間つける装着中は飲食をしません
5外して口をよくすすぐ残ったジェルを流します
6歯を軽くみがく強くこすらず、やさしく落とします
7マウスピースを洗って乾かす手入れの方法は後述します

慣れれば5分ほどで終わる作業です。難しいのは手順そのものではなく、毎日続けることのほうかもしれません。

装着中にしないこと

装着しているあいだは、飲食と喫煙を避けてください。ジェルが薄まったり流れ出したりして、作用が安定しなくなります。水を飲む程度であればマウスピースを外してからにしましょう。

ホームホワイトニングの全体像を知りたい場合

仕組みや費用、どのくらいで変化を感じるかといった全体像については「ホームホワイトニングとは?費用・期間・やり方と「通院なしでできる範囲」を解説」で解説しています。

ジェルの量と入れ方

「少量」という説明で止まってしまいがちな部分です。

適量は米粒1粒ほど

1本の歯に対して、米粒1粒ほどの量が目安です。マウスピースの、歯の表側にあたる面に置いていきます。

少なく感じるかもしれませんが、マウスピースを装着すると薬剤は歯の面に広がります。この量で歯全体に行き渡る設計になっています。

多く入れても早く白くはならない

たくさん入れれば早く変化が出る、というものではありません。分解の作用が量に比例して強まるわけではないためです。

むしろ、入れすぎるとマウスピースからあふれたジェルが歯ぐきに触れ、刺激や炎症の原因になることがあります。歯ぐきが白くなったりヒリヒリしたりする場合、量が多いことが原因のひとつとして考えられます。

入れる位置

ジェルを置くのは、マウスピースの内側のうち歯の表側(唇や頬に接する面)にあたる部分です。裏側まで塗り広げる必要はありません。前歯から奥歯まで、均一に置いていきます。

前歯だけ多めに入れたくなりますが

見える部分だけ濃くしたい、と考えて前歯に多く入れたくなることがあります。ただ、この方法で前歯だけが早く変化するわけではなく、あふれたジェルが前歯の歯ぐきに触れやすくなるという面があります。量を増やすより、装着時間を守って継続するほうが結果につながります。

装着時間と、いつつけるか

装着時間は製品によって違います。ここを一般論だけで判断すると混乱しやすい部分です。

装着時間は薬剤の濃度によって変わる

ホームホワイトニング用のジェルには濃度の異なるものがあり、装着時間はその濃度に応じて設計されています。濃度が低いものは長めの装着時間、高いものは短めの装着時間、という関係です。

そのため「ホームホワイトニングは何時間つけるもの」という一律の答えはありません。処方されたジェルに対して指示された時間を守るのが正解になります。手元の説明書や、受け取ったときの指示を確認してください。

東京新宿矯正歯科の場合

当院でお届けしているホワイトニングジェルは濃度10%で、1日2時間の装着を目安としています。マウスピースと一緒に知覚過敏抑制剤も同梱しており、しみる症状が出たときに使えるようにしています。

※ホームホワイトニングは保険適用外の自由診療です。標準費用はマウスピースをお持ちの場合11,000円〜33,000円(税込)、お持ちでない場合22,000円〜44,000円(税込)です(1〜3か月継続した場合。4か月目以降も継続する場合は月々11,000円(税込))。期間・回数は治療内容や歯の状態により異なり、オンライン診療にもとづいて決定されます。副作用・リスクとして、補綴物が取れること、装着中や装着後に歯がしみること、口内炎・擦過傷の悪化等が生じる場合があります。効果や感じ方には個人差があります。

つける時間帯の決め方

続けやすさを考えるなら、口を使わない時間帯に固定するのが現実的です。入浴中、在宅で作業している時間、家事をしている時間などが候補になります。毎日同じ時間帯に決めておくと、習慣として定着しやすくなります。

なお、就寝中に装着する形を想定した製品もあります。ご自身の処方がどちらを前提としているかは、指示を確認してください。

長くつければ早く終わるわけではない

指示された時間を超えて装着しても、変化がその分だけ早まるわけではありません。かえって歯がしみる症状が出やすくなることがあります。時間は延ばさず、日数を重ねるほうが安定します。

使用後のケアとマウスピースの手入れ

毎日繰り返す部分なので、正しい方法を知っておくと長く使えます。

外したあとの口のケア

マウスピースを外したら、まず口をよくすすぎます。そのあと、歯の表面に残ったジェルを歯ブラシでやさしく落としてください。

このとき強くこする必要はありません。施術直後の歯は着色しやすい状態になっているため、力を入れて磨くよりも、やさしく汚れを落とすほうが適しています。

マウスピースの洗い方

マウスピースは流水で洗います。指でやさしくこすれば、残ったジェルは落ちます。

このとき歯みがき粉での洗浄は避けてください。研磨剤を含む製品が多く、マウスピースの表面に細かい傷がつくことがあります。傷がつくと汚れが溜まりやすくなり、においの原因にもなります。

週に1回程度、中性洗剤を使って洗うと清潔に保てます。

乾かし方と保管

洗ったあとは水気を切り、自然乾燥させてから保管ケースに入れます。濡れたままケースに入れると、においや汚れの原因になります。

保管する場所は、直射日光が当たるところや高温になるところを避けてください。マウスピースは熱で変形することがあり、変形すると歯に密着しなくなってジェルが均一に行き渡らなくなります。

熱湯消毒はしない

清潔にしようとして熱湯をかけたくなりますが、これは避けてください。変形の原因になります。同じ理由で、食器乾燥機や煮沸消毒も適しません。

マウスピースの作り方や種類については「ホームホワイトニングのマウスピースはどう作る?市販との違い・費用・通わずに作る方法」で解説しています。

オフィスホワイトニングの詳細はこちら

やり忘れた日・中断したときの扱い

毎日続けるつもりでも、できない日は出てきます。

1日抜けてもやり直しにはならない

ホームホワイトニングは、日々の装着を積み重ねていくものです。1日できなかったからといって、それまでの分がなくなるわけではありません。翌日から通常どおり続ければ問題ありません。

まとめてやろうとしない

抜けた分を取り戻そうとして、翌日に装着時間を倍にする、といった調整は避けてください。指示された時間を超えると、しみる症状が出やすくなります。抜けた日は抜けた日として、通常どおりのペースに戻すのが安全です。

数日以上あいた場合

数日から数週間あいてしまった場合も、再開して構いません。ただし全体の期間はその分延びます。

長く中断した場合は、手元のジェルの使用期限を確認してください。期限が過ぎているものは使わず、歯科医院に相談してください。

続けやすくする工夫

時間帯を固定することのほかに、リマインドを使う方法があります。当院ではホワイトニングを始めた方に毎日LINEでお知らせを送っており、装着のタイミングを忘れにくくしています。

トラブルが起きたときの対処

進めているあいだに起こりやすいことと、その対処をまとめます。

症状考えられること対処
歯がしみる薬剤の作用による一時的な症状装着を1〜2日休む。知覚過敏抑制剤があれば使う。続く場合は相談する
歯ぐきが白くなった・ヒリヒリするジェルの量が多く、あふれて歯ぐきに触れている量を減らす。症状が続く場合は使用を止めて相談する
マウスピースが浮く・合わない変形している可能性がある使用を止めて歯科医院に相談する
マウスピースが割れた落下や力のかけすぎ使用を止めて歯科医院に相談する
ジェルがあふれてくる入れる量が多い米粒1粒ほどに減らす
色にムラがある施術中の一時的な脱水による見え方続けることで均一になっていくことが多い。気になる場合は相談する

共通して言えること

いずれの症状も、軽度であれば量や時間の調整で落ち着くことが多いものです。ただし、症状が強い場合や続く場合は、自己判断で使用を続けないでください。

当院でホームホワイトニングをご利用の方は、LINEやビデオ通話で歯科医師に相談できる体制をとっています。判断に迷ったときにすぐ聞ける相手がいることは、自宅で進める方法では実際的な支えになります。

なお、そもそもホワイトニングを受けられない条件に当てはまっていないかは、始める前の確認事項です。この点については「ホワイトニングはしない方がいい?言われる理由と、受けられない人・向かない人の違い」で整理しています。

変化の確かめ方と、やめどき

手順書に書かれていないのが、この部分です。

毎日見ていると変化に気づきにくい

歯の色はゆっくり変わるため、毎日鏡を見ていると差が分かりません。始める前の状態を記録しておくと、あとから比べられます。

歯の色を段階で示すシェードガイドを使うと、感覚ではなく段階で確認できます。当院ではホワイトニングをご利用の方に、ご自身で色の変化を確認できるツールをご用意しています。写真を撮っておく方法でも、同じ照明・同じ角度で撮れば比較の材料になります。

実感の目安は2週間前後

毎日決められた時間の装着を続けた場合、変化を感じられるようになるまでの目安は2週間前後です。ただし、もともとの歯の色や歯の質、生活習慣によって進み方は変わります。2週間で分からなくても、そこで判断せずもう少し続けてみるという選択もあります。

やめどきの決め方

続ける期間に決まりはありません。判断の目安は3つあります。

ひとつは、目標としていた白さに届いたとき。もうひとつは、続けても変化が止まったと感じたとき。そしてもうひとつは、毎日の装着が生活の負担になってきたときです。

無理に続けるものではないので、一度止めて、また気になったときに再開するという使い方もできます。

やめたあとどうなるか

装着をやめると、歯の色は徐々に元の色に近づいていきます。急に戻るわけではなく、時間をかけて変化していきます。やめたことで元の状態より悪くなるわけではありません。

オフィスホワイトニングの詳細はこちら

よくある質問

ジェルを多く入れると早く白くなりますか?

量に比例して作用が強まるわけではありません。むしろあふれたジェルが歯ぐきに触れて刺激になることがあります。米粒1粒ほどを目安に、装着時間と継続で進めるほうが安定します。

装着したまま寝てもいいですか?

処方されたジェルによります。就寝中の装着を想定した製品もあれば、日中に決まった時間つける前提の製品もあります。指示された使い方を確認してください。自己判断で長時間つけると、しみる症状が出やすくなります。

マウスピースは歯みがき粉で洗ってもいいですか?

避けてください。研磨剤を含む製品が多く、マウスピースに細かい傷がつくことがあります。流水で洗い、週に1回程度は中性洗剤を使う方法が適しています。

装着中に水を飲んでもいいですか?

装着したままの飲食は避けてください。ジェルが薄まったり流れ出したりします。水を飲みたい場合は、いったん外してからにしてください。

途中で歯科医院に行く必要はありますか?

進め方によります。自宅で進めながら、色の変化や症状の有無を確認するために来院を案内される場合があります。当院ではオンラインで進捗を共有する形をとっており、経過の確認のためだけに通院する必要はありません。

まとめ|量・時間・使用後のケアの3点を押さえる

ホームホワイトニングの手順は、歯をみがき、ジェルを入れ、装着し、外して洗う。この繰り返しです。差が出やすいのは、ジェルの量(米粒1粒ほど)、装着時間(処方された薬剤の濃度に応じた指示を守る)、そして使用後のケア(歯みがき粉を使わずに洗い、乾かしてから保管する)の3点です。

やり忘れた日があっても、それまでの分が無駄になることはありません。翌日から通常どおり続ければ大丈夫です。しみる症状や歯ぐきの違和感が出たときは、量や時間を調整し、続く場合は相談してください。

変化は毎日見ていると気づきにくいものです。始める前の色を記録しておくと、続けるかどうかの判断もしやすくなります。

東京新宿矯正歯科のホワイトニング
各線「新宿駅」から徒歩5分。クリニックで施術する「オフィスホワイトニング」と、自宅で続ける「ホームホワイトニング」の両方に対応しています。目指す白さや生活スタイルに合わせて、当日ご相談のうえプランをお選びいただけます。

メニュー費用(税込)内容
オフィスホワイトニング
(スタンダードプラン)
4,980円〜
(3回施術の総額 14,940円)
過酸化水素配合のホワイトニング剤を塗布し、専用照射器で8分×2回照射します
オフィスホワイトニング
(ブーストプラン)
16,500円過酸化水素35%のホワイトニング剤を塗布し、専用照射器で8分×2回照射します
ホームホワイトニング初月11,000円
(マウスピースをお持ちでない場合は初月22,000円)
次月以降 11,000円/月
オンライン診療のうえ、オーダーメイドマウスピースとホワイトニングジェル(濃度10%)を自宅へ配送します

※オフィスホワイトニング・ホームホワイトニングはいずれも保険適用外の自由診療です。
※オフィスホワイトニングで使用するホワイトニング剤は国内未承認医薬品です。国内で同等の承認医薬品はありません。米国の正規輸入商社を通じて入手しており、米国FDAにおいて安全性が確認されています。
※リスク・副作用:個人差がありますが、一時的に歯がしみる場合があります。本製品による副作用は、国内医薬品副作用救済制度の対象外です。ホームホワイトニングでは、補綴物が取れること、装着中や装着後に歯がしみること、口内炎・擦過傷の悪化等が生じる場合があります。
※詰め物・被せ物・差し歯には十分なホワイトニング効果は期待できません。
※効果の程度・持続期間には個人差があります。ホームホワイトニングの標準費用は、マウスピースをお持ちの場合11,000円〜33,000円(税込)、お持ちでない場合22,000円〜44,000円(税込)です(1〜3か月継続した場合)。4か月目以降も継続する場合は月々11,000円(税込)がかかります。
※期間・回数は治療内容や歯の状態により異なり、診療にもとづいて決定されます。

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