マウスピース矯正の効果｜実感できるのはいつから？メリット・デメリットについて解説

「マウスピース矯正の効果が実感できるのはいつから？」
「マウスピース矯正のメリット・デメリットは？」

マウスピース矯正は、透明で目立ちにくい装置を使って、軽度〜中等度の歯並びを矯正できる治療法です。

しかし、歯列矯正を検討している方の中には、マウスピース矯正について上記のようなお悩みや疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

本記事では、マウスピース矯正で得られる効果や治療を始めてから効果を実感できるまでの期間について解説します。

また、マウスピース矯正のメリットやデメリットも紹介しているので、理想の歯並びを目指したい方は、ぜひ参考にしてください。

※保険適用外の自由診療です
※マウスピース矯正(Oh my teeth含む)の主なリスク: 虫歯・歯周病・ブラックトライアングル・歯根吸収・歯肉退縮・1日20時間以上のマウスピース装着が必須・マウスピースにより痛みを感じる可能性・治療中に一時的にかみ合わせに不具合をきたす可能性・矯正後はリテーナーの着用を推奨
※記載の情報は記事掲載当時のものです。最新の詳細については、各ブランド・サービス提供元の公式サイトをご確認ください。

マウスピース矯正にはどんな効果がある？

本章では、マウスピース矯正で得られる効果について解説します。

マウスピース矯正によって期待できる具体的な効果と、その効果を実感できる時期について詳しく見ていきましょう。

軽度から中等度の歯並びの改善

マウスピース矯正は、軽度から中等度までの歯並びを改善できる矯正方法です。

矯正の仕組みはシンプルで、マウスピースの装着によって歯に一定の圧力をかけながら、少しずつ歯を動かすことで歯並びを整えます。

歯は「歯根膜」という組織を通じて顎の骨に固定されていますが、この歯根膜は伸縮性があり、圧力が加わると骨を吸収する働きと新しい骨を作る働きの両方が起こります。

つまり、圧力がかかった側では骨が吸収され、反対側では骨が新しく作られるという仕組みで、歯は少しずつ移動していきます。

歯が移動したらマウスピースをその都度新しいものへと交換し、常に適切な圧力をかけ続けることで歯並びを改善していきます。

効果が実感できるのはいつから？

マウスピース矯正の治療期間は矯正範囲によって異なりますが、目安として、以下の期間で効果を実感できることが多いです。

矯正範囲	効果を実感し始める目安
部分矯正	2ヶ月ごろから
全体矯正	6ヶ月ごろから

ただし、元々の歯並びの状態やマウスピースの装着時間などによって効果が実感できるまでの期間には個人差があります。

マウスピース矯正で歯を動かせる距離は1ヶ月あたり約0.25〜0.5mm程度のため、目に見える効果を実感するまでには少なくとも数ヶ月はみておきましょう。

以下の記事ではマウスピース矯正とワイヤー矯正の違いや、どちらの方が早く矯正が終わるのかを解説しているので、あわせてご覧ください。

＞マウスピース矯正の治療期間は？ワイヤー矯正とどっちが早いか、早く終わらせる方法について解説

Oh my teethの部分矯正では、約3ヶ月程度で歯並びが改善した症例※もあります。
※効果には個人差があります。

「自分の歯並びをどのくらいの期間で治せるか知りたい」という方は、ぜひ無料診断でお気軽にご相談ください。

＼Oh my teethなら月々3,500円〜※／

※Basicプラン：120回払い(初回3,519円)で支払う場合の分割支払い金額(総額420,019円)

マウスピース矯正で効果を実感できないケース

マウスピース矯正は、以下のようなことが原因で思うような結果が得られないことがあります。

効果を実感しにくくなる原因	効果を実感できない理由
装着時間が不足している	装着時間が短いと十分な圧力がかからず、歯が予定どおりに動かなくなる可能性
マウスピースが正しく装着できていない	マウスピースが奥までしっかりと入っていないと十分な矯正効果を得られない
保定装置（リテーナー※）を使用していない	歯の矯正後、元の位置に戻ろうとする性質によって、リテーナーを正しく使わないと歯並びが元に戻ってしまうことがある

マウスピース矯正において、矯正器具となるマウスピースは、正しい装着方法で1日20時間以上の装着が必要です。

そのため、装着時間の不足や正しく装着できていない時間があると歯が予定どおりに動かず、十分な矯正効果を得られない可能性があります。

また、後戻り防止のためのリテーナーの装着を怠ると歯並びが元に戻る可能性があるため、歯の位置が安定するまでは注意が必要です。

上記のように、マウスピース矯正の効果を十分に得るためには、装着時間や装着方法、そして治療後のリテーナーを正しく使用することが不可欠です。

マウスピース矯正の「治療効果」以外に得られるメリット

マウスピース矯正は単に歯並びを整えるだけでなく、見た目や費用、使いやすさの点でもさまざまなメリットがあります。

本章では、マウスピース矯正の治療効果以外に得られるメリットを5つ解説します。

矯正器具が目立ちにくい

マウスピース矯正のマウスピースは、薄く透明なプラスチック素材でできているため、装着していても他人に気がつかれにくいのが魅力です。

見た目を気にする必要がないため、就職活動の面接やプレゼン、や結婚式のような重要なイベントでも自信を持って過ごせるでしょう。

矯正治療をしていることを知られたくない方にもおすすめです。

ワイヤー矯正よりも痛みや違和感が少ない

マウスピース矯正では、装置に薄くて透明なプラスチック素材を使用しているため、マウスピースが歯にぴったりとフィットし、口腔内の違和感が少ないと感じる方が多い傾向にあります。

一方で、ワイヤー矯正は金属のワイヤーやブラケットを使って歯を動かすため、唇の内側に当たって違和感が出やすかったり、圧力の強さによって痛みを感じやすかったりすることもあります。

以下に、マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いをまとめました。

項目	マウスピース矯正	ワイヤー矯正
使用素材	プラスチック	金属
装着感	歯にピッタリフィットするため、違和感が少ない	金属が当たるため、違和感が出やすい
症例対象	主に軽度〜中等度の症例	幅広い症例(軽度〜重度)
歯にかかる圧力	比較的やさしい	歯の状況によって強くなることもある

なお、痛みの感じ方には個人差があります。

また、どちらの治療法にもメリット・注意点があるため、ご自身の歯並びの状態やライフスタイルに合った矯正方法を選ぶことが大切です。

取り外し可能で清潔な状態を保てる

マウスピースは自分で取り外しできるのが特徴です。

食事や歯磨きの際には取り外せるため、普段どおりに歯磨きができ、口腔内を清潔に保ちやすくなります。

また、マウスピース自体も洗浄できるため、細菌の繁殖や口臭のリスクも抑えられることが期待できます。

口の中の不快感が気になる人や矯正中のむし歯や歯周病が心配な人にとっても安心しやすいポイントです。

金属アレルギーでも治療できる

マウスピース矯正の治療効果以外に得られるメリットとして、金属アレルギーでも治療できる点が挙げられます。

ワイヤー矯正は金属製のワイヤーを使用するため、金属アレルギーの方は矯正が難しいというデメリットがありました。

しかし、マウスピースはプラスチック素材でできているため、アレルギーを起こすリスクが少なくなっています。

マウスピース矯正なら、金属アレルギーの人でも治療を受けられるでしょう。

低予算で歯列矯正できるケースが多い

マウスピース矯正は、治療費が比較的抑えやすいことも魅力のひとつです。

さらに、近年ではデジタル技術を活用したシミュレーション設計や、効率的な製造プロセスの導入によって、よりリーズナブルな価格での提供が可能になってきています。

矯正を始めたいけれど「費用が心配」という方にとっても、選択肢のひとつとして検討しやすい治療法といえるでしょう。

なお、低価格でマウスピース矯正したい方は、月額3,500円※からマウスピース矯正ができるOh my teethもおすすめです。
※Basicプラン：120回払い(初回3,519円)で支払う場合の分割支払い金額(総額420,019円)

＼Oh my teethなら月々3,500円〜※／

※Basicプラン：120回払い(初回3,519円)で支払う場合の分割支払い金額(総額420,019円)

マウスピース矯正の主なデメリット

ここからは、マウスピース矯正の主なデメリットについて解説します。

メリットとあわせてデメリットも理解しておくことで、自分に合った矯正方法をより適切に選べます。

それぞれのデメリットを詳しく見ていきましょう。

矯正器具や装着時間の自己管理が必要

マウスピース矯正の主なデメリットとして、矯正器具や装着時間の自己管理が必要な点が挙げられます。

自己管理が必要となる内容は、以下の通りです。

管理内容	詳細	理由
装着時間を守る	マウスピース矯正は基本的に1日20時間の装着が必要	歯が元の位置に戻ってしまうため
マウスピースを洗浄する	マウスピースは毎日の洗浄が必要	汚れが蓄積すると、細菌が繁殖し、虫歯や歯周病、口臭などの原因になるため

マウスピース矯正は、取り外しできるメリットがある一方で患者様の自己管理が治療効果に大きく影響します。

指定された装着時間を守り、専用の洗浄剤やブラシを使って毎日マウスピースを洗浄するようにしましょう。

マウスピースの装着中は飲食に制限がある

マウスピースの装着中は飲食に制限がある点も注意が必要です。

マウスピースをつけたまま食事をすると、「変形」破損」「着色」「雑菌の繁殖」などの原因となるため、食事中はマウスピースを外す必要があります。

また、マウスピース装着中に飲んでも良い飲み物は基本的に「水」だけで、以下のような飲み物はできるだけ控えてください。

飲んではいけない飲み物	飲んではいけない理由
コーヒー、紅茶、緑茶など	着色の原因になる
熱い飲み物（白湯、ホットコーヒーなど）	変形の原因になる
甘い飲み物（炭酸飲料、スポーツドリンクなど）	虫歯の原因になる

ただし、食事や飲み物を楽しむときはマウスピースを外せばOK。

取り外しができるという特長を活かして、矯正と日常生活を無理なく両立させることができます。

マウスピース矯正の効果についてよくある質問

最後に、マウスピース矯正の効果についてよくある質問を紹介します。

矯正中や矯正後に後悔しないためにも、事前によくある疑問や不安を解消しておきましょう。

マウスピース矯正で前歯だけ治療できる？

マウスピース矯正は部分矯正が得意なため、前歯だけの治療が可能です。

前歯の小さな隙間や軽いがたつきなどの軽度な症状であれば、マウスピース矯正のみで改善が期待できます。

一方で、歯並びが大きく乱れている場合や骨格に問題がある場合は、マウスピース矯正だけでの対応が難しいこともあります。

「この前歯はマウスピース矯正で治療できるかな？」と気になる場合、まずは歯科医師に相談すると良いでしょう。

マウスピース矯正の失敗例は？

マウスピース矯正は、手軽で装置が目立ちにくいことから人気のある治療法ですが、すべての症例に適応できるわけではありません。

以下のようなケースでは、思うような効果が得られず、失敗につながる可能性があります。

上記のような症例では、マウスピース矯正だけでは十分な効果を発揮できず、抜歯やワイヤー矯正との併用が必要になる場合があります。

とはいえ、上記の特徴がある人でも、クリニックやブランドによってはマウスピースだけで矯正できる可能性もあるため、まずは矯正専門の歯科医師に相談してみましょう。

マウスピース矯正の弱点は？

マウスピース矯正には、以下のような弱点があります。

マウスピース矯正は、健康保険が適用されないため、治療費は全額自己負担です。

また、1日20時間以上マウスピースを装着する必要があるため、患者様の自己管理が治療効果に直結します。

そのため、マウスピース矯正を検討する際は、費用面と自己管理の重要性を十分に理解しておくことが大切です。

マウスピース矯正で効果を実感したい方はOh my teethをご検討ください

マウスピース矯正は、軽度から中等度の歯並びの改善に効果が期待できる矯正方法です。

特に軽度の部分矯正では、早ければ2ヶ月ごろから効果を実感できる※ケースもあります。
※効果には個人差があります。

他にも、「透明で目立ちにくい」「痛みや違和感が少ない」などのさまざまなメリットがありますが、歯の状態によっては十分な効果が得られないこともあります。

メリットだけでなく、デメリットも十分に理解したうえで、自分に合った治療方法を選びましょう。

マウスピース矯正で効果を実感したい方は、ぜひ「Oh my teeth」をご検討ください。

「マウスピース矯正で効果があるか不安」「自分の歯並びを治せるか知りたい」という方は、ぜひ無料診断でお気軽にご相談ください。

＼Oh my teethなら月々3,500円〜※／

※Basicプラン：120回払い(初回3,519円)で支払う場合の分割支払い金額(総額420,019円)