「マウスピースで八重歯って治せるの?」
「八重歯を治したいけど、ワイヤーはちょっと…」
結論から言うと、マウスピース矯正で行う八重歯の治療は、軽度のガタガタであれば対応可能です。
八重歯とは、前から3番目にある犬歯(通称:糸切り歯)が、本来の歯列から外れて外側にずれて生えている状態のことです。
「あごが小さい」など理由で犬歯が生えてくるスペースが十分にない場合、八重歯になる傾向にあり、これはマウスピース矯正やワイヤー矯正で改善できます。
なかでも、マウスピース矯正は矯正装置が目立ちにくく取り外しも可能なのが魅力です。
本記事では「本当にマウスピース矯正で八重歯を治せるの?」という疑問を解決しながら、治療方法や放置するリスクなどもご紹介。
マウスピース矯正を使って八重歯を改善したいという方は、ぜひ参考にしてください。
東京新宿矯正歯科は、透明で目立たず八重歯のマウスピース矯正ができるOh my teeth導入クリニックです!

東京新宿矯正歯科のOh my teethには、以下の特徴があります。
- 軽度~中程度の歯並びの乱れに対応
- 通院は基本的に初回の精密検査時のみ
※歯並びの状態によっては複数回の通院が必要 - 定期チェックはスマホでの写真送信でOK
- 疑問や不安はいつでもLINEで相談できる
- トータルフィー制で追加料金なし
※マウスピースを破損、紛失した場合などは別途料金が発生します - 治療前に3Dシュミレーションで矯正後の歯並びが確認できる
東京新宿矯正歯科には矯正治療専門の歯科医師が在籍しており、八重歯の矯正治療を最初から最後までサポートします。
検査の結果、Oh my teethのマウスピース矯正に適合しない場合は、インビザラインでの治療にも対応可能です。
部分矯正の場合は矯正完了まで平均3ヶ月(※)となっています。
※2020/1~2023/7 Basicプランの実績値(後戻り防止器具をつける保定期間を除く)
まずは、自分の八重歯がマウスピース矯正に対応できるかを確認するためにも、所要時間約30分の無料相談を申し込んでみてください。
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※保険適用外の自由診療です
※マウスピース矯正(Oh my teeth含む)の主なリスク: 虫歯・歯周病・ブラックトライアングル・歯根吸収・歯肉退縮・1日20時間以上のマウスピース装着が必須・マウスピースにより痛みを感じる可能性・治療中に一時的にかみ合わせに不具合をきたす可能性・矯正後はリテーナーの着用を推奨
マウスピース矯正で治せる八重歯の症例

マウスピース矯正で、八重歯を治すことは可能です。
ただし、マウスピース矯正で治せる八重歯の症例には、以下のような条件があります。
- 骨格に問題がない八重歯
- 犬歯の突出感が軽度な八重歯
- 八重歯以外の歯のガタガタが少ない
一般的に、軽度から中程度の八重歯の場合は、歯を後方に引っ込める・歯列全体を広げるなどの方法で対応できるケースが多いです。
マウスピース矯正で八重歯を治せないケース
一方で、マウスピース矯正で八重歯を治せないケースもあり、適応外の場合はワイヤー矯正によって治療を行うのが一般的です。
特に以下の歯並びは、マウスピース矯正で治せない可能性があります。
- 八重歯とほかの歯の重なりが大きい
- 八重歯だけでなく全体的に歯並びが悪い
- 骨格から整える必要がある
こうしたケースでは、歯の移動量や噛み合わせの調整が必要になるため、より精密に力をかけられるワイヤー矯正が適しています。
さらに、歯並びが大きく乱れ、噛み合わせやあごの骨格から改善が必要な場合は、外科的矯正といった治療も検討されます。
ひどい八重歯も矯正できる?マウスピースによる治療方法
マウスピース矯正による八重歯の治療の際には、犬歯を引っ込めるスペースが必要です。
スペースを作る方法は以下の4つがあり、歯科医師の判断で適した方法が採用されます。
4つの治療方法についてそれぞれ解説するので、八重歯のマウスピース矯正を検討中の方は確認してみてください。
歯を後ろに下げる
マウスピース矯正では、犬歯より後ろの歯を後方に移動させて、犬歯のスペースを作ることが可能です。
これにより、突出した八重歯を歯列に収めるためのスペースを作ることができます。
大きく後ろへ下げなければならないケースでは、、親知らずを抜歯することもあります。
歯列を広げる
歯列を広げて犬歯が動くスペースを作成する方法もあります。
マウスピースで歯列の幅を横に広げながら、全体的に隙間を作り歯並びを整えるやり方です。
ただし、歯列の幅が狭すぎる場合は、マウスピース矯正の前に「拡大床(かくだいしょう)」という別の装置で広げることもあります。
IPR (ディスキング・研磨処置)をする
マウスピースで八重歯を矯正する際には、IPRという研磨処置を行って犬歯のスペースを確保するケースもあります。
これは、歯科用のやすりを使って、歯の表面を薄く削りスペースを作る方法です。
歯1本に対し最大でも0.5mm程度で、削る際の痛みはありません。
適切な切削量であれば、「虫歯になりやすい」「歯がしみる」などのリスクもほとんどないとされています。
抜歯をする
八重歯を歯列にきれいに並べるためのスペースが著しく不足している場合、マウスピース矯正でも抜歯が必要になるケースがあります。
ただし、八重歯にあたる犬歯自体は歯列全体において重要な役割を果たしていることもあり、基本的には抜歯対象になりません。
基本的には、犬歯のすぐ後ろの歯(小臼歯)を抜歯するのが一般的です。
左右1本ずつ抜歯をすると、約15mm(小臼歯の平均サイズ7.5mm)のスペースの確保が可能です。
これにより、大きくスペースが取れるので、八重歯だけでなくそのほかの歯並びの改善もしやすくなるでしょう。
抜歯の要否は、歯列の状態や骨格によって異なるため、歯科医師と相談のうえ、適切な治療方針を選ぶことが大切です。

なお、矯正治療のための抜歯は原則自由診療になり、保険適用されないので注意しましょう。
八重歯を放置するとどうなる?主なリスク
マウスピース矯正などで治療をせずに、八重歯を放置した場合に想定されるリスクは以下の通りです。

このようなリスクから八重歯は矯正せずに、そのままにしているという方も多いかもしれません。
しかし、放置しておくことで将来的に起こり得るリスクもあります。
矯正しようか迷っている方は、以下で解説する内容を参考にしてみてください。
虫歯や歯周病のリスクが高まる
八重歯を放置すれば、虫歯や歯周病のリスクが高まる恐れがあります。
八重歯があるということは、全体的に歯並びがガタガタになっていることが多く、歯ブラシが届きにくい場所が多いからです。
特に、歯周病は進行すれば歯を支える骨が溶けて歯を失う原因になることも。
八重歯以外の歯を守るためにも、必要に応じてマウスピースなどでの矯正を行うのがおすすめです。
噛み合わせが悪化する可能性がある
八重歯を矯正せずに放置すると、噛み合わせの悪さが悪化する可能性があります。
八重歯は通常の位置から外に飛び出しているため、上下の歯がかみ合わないことが多いです。
噛み合わせが悪いと、顎の関節に負担がかかり、顎関節症を発症するリスクも。
また奥歯などほかの歯に負担がかかり、奥歯の擦り減りが悪化し、結果として歯の寿命を縮める原因になることもあります。
さらに、噛み合わせが乱れることによって、口の周りの筋肉のバランスが崩れるリスクも考えられます。
肩こりや頭痛の原因になる
八重歯を放置すれば、肩こりや頭痛の原因となる場合があります。
八重歯による噛み合わせが悪くなると、あご周りの関節や筋肉に過度な負担をかけ、首や肩が緊張状態になり、血流が悪化します。
その結果、頭痛や肩こりなどを引き起こし、慢性的な全身の不調につながる可能性もあり注意が必要です。
八重歯を矯正することで、関節や筋肉の負担が軽減され、これらの症状の緩和が期待できます。
マウスピース矯正で八重歯を治すメリット・デメリット
マウスピース矯正で八重歯を治すメリット・デメリットは、以下の通りです。
| 【メリット】 | 【デメリット】 |
|---|---|
| ・透明で目立ちにくい ・取り外しができる ・比較的痛みが弱い ・金属アレルギーでも利用できる | ・治療範囲に限りがある ・自分で装着時間を管理をする ・装着したまま食事がとれない |
マウスピース矯正で八重歯を治すメリットとしては、ワイヤー矯正よりも目立たず、周りにもバレにくいことがあげられます。
一方でデメリットは、自分でマウスピース装置を管理する必要があり、1日20時間以上は装着する必要があることです。
装着時間が短いと計画通りに歯が動かず、治療期間が延びたり噛み合わせの悪化が生じる可能性があるため、自己管理が苦手な方は、オンラインサポートや経過チェック体制が整ったクリニックを選択するとよいでしょう。
また、八重歯のマウスピース矯正には、以下のようなリスクや注意点もあります。
- 虫歯
- 歯周病
- ブラックトライアングル
- 歯根吸収
- 歯肉退縮
- 1日20時間以上のマウスピース装着が必須
- マウスピースにより痛みを感じる可能性
- 治療中に一時的にかみ合わせに不具合をきたす可能性
- 後戻りを防ぐためリテーナーの着用が必須
こうしたリスクは、正しい使用と定期的な経過観察により、多くはコントロール可能です。
八重歯を治療する場合のメリットとデメリット、リスクを理解して、自分に合った矯正方法を歯科医師と相談しましょう。



後悔しない?マウスピース矯正による八重歯矯正のポイント
マウスピース矯正による八重歯矯正のポイントは、以下の通りです。
マウスピースによる八重歯矯正で後悔しないためには、事前にポイントをしっかり理解しておきましょう。
八重歯のマウスピース矯正を行うためには、以下のような条件があります。
- 骨格に問題がない八重歯
- 犬歯の突出感が軽度な八重歯
- 八重歯以外の歯のガタガタが少ない
また、以下のような八重歯はワイヤー矯正や外科的矯正が検討されます。
- 八重歯とほかの歯の重なりが大きい
- 八重歯だけでなく全体的に歯並びが悪い
- 骨格から整える必要がある
歯並びの状態にあった治療法でないと、後悔や失敗につながってしまうので歯科医師としっかりと相談したうえで治療を始めることが大切です。
以上のことを踏まえ、マウスピースでの八重歯矯正について、詳しく解説していきます。
全体矯正と部分矯正は症例に合わせて選ぶ
全体矯正と部分矯正は、症例に合わせて選ぶことが大切です。
八重歯が全体矯正になるか、部分矯正になるかは、歯並びの重症度によって異なります。
たとえば、ほんの少しねじれた八重歯や前歯の研磨処置で整えられる程度の八重歯は、部分矯正で対応できる可能性があります。
しかし、歯列から大きく外れた八重歯や、奥歯の噛み合わせが合わず歯のガタガタが多い八重歯は、全体矯正が適しています。
事前に期間や予算を決めていても、歯列全体の乱れ具合によって治療法が変わるため、症例に合わせた適切な方法を選ぶことが後悔を防ぐポイント。
当院では、あなたの八重歯がどの矯正方法に適しているのか診断できますので、お気軽にご予約ください。

治療前に費用や期間の目安を把握する
マウスピースによる八重歯矯正の治療費や治療期間は個々のケースにより大きく異なります。
そのため、治療を始める前に、歯科医師から説明される治療計画に沿って、費用や期間の目安をしっかりと把握しておくことが大切です。
あらかじめ把握しておくことで、予算やスケジュールの見通しが立てやすく、途中で「想定より費用がかかる」「予定より時間がかかる」といったトラブルも防げます。
適切なケアとサポート体制を確認する
八重歯のマウスピース矯正は装置の管理や装着時間の厳守が求められるため、患者自身のケア意識とクリニックのサポート体制が整っていることが重要です。
特にマウスピース矯正は装着時間を守らないと治療効果が得られない可能性も。
そのため、治療中も定期的にフォローや相談ができる体制が整ったクリニックを選ぶことが大切です。
こまめな通院ができない場合で、LINEなどを通じてオンラインでサポートしてくれるクリニックも選択肢の一つ。
自分のライフスタイルに合ったサポート体制があるかを事前に確認しておきましょう。
マウスピース矯正で八重歯を治す場合の費用と期間
マウスピース矯正で八重歯を治す場合の費用と期間は、以下の通りです。
| 費用目安 | 期間目安 | |
|---|---|---|
| 部分矯正 | 10万〜40万 | 2ヶ月〜1年 |
| 全体矯正 | 60万〜100万 | 1〜3年 |
部分矯正と全体矯正で比較すると、全体矯正の方が治療費用が高く、期間も長くなるのが特徴です。
またクリニックによって別途、検査診断料や保定装置代などがかかることもあります。
「思っていたより高くなった」と後悔しないように、事前に料金体系を把握しておくことが重要です。

マウスピースによる八重歯矯正の治療の流れ
当院でのマウスピースによる八重歯矯正の治療の流れは、以下の通りです。

マウスピース矯正で八重歯を治療するときは、カウンセリングから始まります。
初回カウンセリング後、矯正を希望する方は精密検査に進み、治療計画を立てます。
八重歯の傾きやずれ方などを確認した上で、マウスピース矯正での治療が可能か確認していきます。
八重歯のマウスピース矯正に関するFAQ
八重歯のマウスピース矯正に関するよくある質問は、以下の通りです。
八重歯のマウスピース矯正を考えているなら、治療開始前に疑問点は解消しておきましょう。
以下でよくある疑問と回答を解説していくので、不安のある人は確認してみてください。
八重歯矯正で顔が変わるって本当?
八重歯矯正によって、顔の印象が変わることはあります。
ただしこれは、八重歯の問題ではなく、主に「歯並び」や「口元」の変化によるものです。
八重歯を治療することで、歯並びや口元のバランスが整い、顔全体の印象がすっきりと見えるようになるケースもあります。
マウスピース矯正を行う際に八重歯を残すことは可能?
マウスピース矯正を行う際に、八重歯を残すことは可能です。
マウスピース矯正を行う際に抜歯をする場合でも、基本的に八重歯は抜きません。
八重歯は、歯並びの中で重要な役割を果たす犬歯(犬歯誘導)を持っているため、基本的には八重歯は残す方針で治療計画は立てられます。
ただし、八重歯の状態によってはやむを得ず抜歯する可能性もゼロではありません。
その場合も、歯科医師によって診断されます。
マウスピース矯正中に八重歯が浮く原因は?
マウスピース矯正中に八重歯が「浮く」と感じる原因には、以下のものがあります。
- 矯正の初期段階
- 装置の適合不良
- 治療計画の不十分な調整
矯正の初期の段階では、マウスピースと歯の間にズレがあるため、浮いているように感じることがあるでしょう。
また、マウスピースが適合不良だった場合にも、違和感を感じることがあります。
さらに装着時間が不足していたり、治療計画の調整が不十分だった場合にもマウスピースが「浮いている」と感じられるでしょう。
マウスピース矯正中に八重歯が浮いていると感じた場合は、かかりつけのクリニックで早めに相談するのがおすすめです。
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八重歯のマウスピース矯正での治療は、突出が少なかったり、ほかの歯のガタつきが小さければ改善できる可能性があります。
八重歯の症状や乱れが激しい場合は、全体矯正になったり、抜歯が必要になるケースもあります。
また、八重歯の程度によってはワイヤー矯正の方が適切なこともあるので、まずは歯科医師の診断を受け、歯並びの状態にあった矯正方法を選択しましょう。
マウスピース矯正「Oh my teeth」を導入している当院では、マウスピース矯正で八重歯が治るか無料で検査・診断しています。
「私の八重歯矯正は抜歯が必要?」「部分矯正でできますか?」このような相談も歯科医師に直接聞いていただけます。
カウンセリング、精密検査が無料なので、八重歯治療について質問したいという方はぜひお気軽にご相談ください。



