マウスピース矯正で痛みを感じる方はいます。
ただし、必ず強い痛みが出るわけではなく、感じ方や程度には個人差があります。
痛みというよりも、締め付けられるような感覚や歯が動くことによる違和感として感じるケースも少なくありません。
本記事では、マウスピース矯正は本当に痛いのか、どのようなタイミングで痛みが出やすいのか、ワイヤー矯正と比べた場合の痛みの傾向などについて解説します。
マウスピース矯正を検討している方が、不安を整理するための参考になれば幸いです。
マウスピース矯正は痛いって本当?
マウスピース矯正は「取り外しできる」「ワイヤーより楽そう」といったイメージを持たれがちですが、歯を動かす治療である以上、まったくの無痛というわけではありません。
ただし、「我慢できないほど痛い」「ずっと激痛が続く」といったケースばかりではありません。
多くの場合、痛みというより「締め付けられるような感覚」「歯が浮くような違和感」といった表現をされる方が多い傾向にあります※。
※感じ方には個人差があります。
マウスピース矯正で痛みを感じる原因
マウスピース矯正で痛みを感じる主な原因を紹介します。
マウスピースの装着開始直後や交換直後
痛みや違和感のピークに感じやすいのが、治療を開始した直後や新しいマウスピースに交換した直後です。
装着を開始した直後や新しいマウスピースに交換した直後は、歯にかかる力が変化し、圧迫感や締め付けられるような感覚を覚えることがあります。
数日から1週間程度で落ち着くケースも多く、装着に慣れるにつれて気にならなくなる方もいます。
ただし、痛みの程度や続く期間には個人差があるため、違和感が強い場合や長引く場合は歯科医師に相談することが重要です。
歯が動くことで生じる痛み
マウスピース矯正は、歯に持続的な力をかけて歯の位置を少しずつ移動させる治療です。
このとき、歯の根の周囲にある組織が刺激を受けることで、押されるような痛みや噛んだときの違和感を感じる※ことがあります。
※痛みの強さや感じ方には個人差があります。
アタッチメント・顎間ゴムによる違和感や痛み
マウスピース矯正では、歯を効率よく動かすために歯の表面にアタッチメントと呼ばれる小さな突起を装着したり、顎間ゴムを併用したりすることがあります。
これらの補助的な装置が、頬の内側や唇、舌に触れることで、違和感や軽い痛みを感じるケースがあります。
特に治療開始直後は、口腔内の環境が変化するため、慣れるまでの間に擦れや不快感を覚える方※もいます。
※感じ方には個人差があります。
口内炎による痛み
マウスピース矯正の器具の縁が粘膜に当たることで、口内炎ができてしまうケースがあります。
特に、装着初期や新しいマウスピースに交換した直後は、口腔内がまだ慣れていないため、擦れによる刺激を受けやすい傾向があります※。
※あくまでも一例で感じ方には個人差があります。
軽度の口内炎であれば、数日で自然に治まることもありますが、痛みが強い場合や繰り返し口内炎ができる場合は、マウスピースの調整や保護用ワックスの使用などで改善につながることもあります。
気になる症状がある場合は歯科医師に相談するようにしましょう。
抜歯した部分に痛みを感じる
マウスピース矯正では、歯をきれいに並べるためのスペースを確保する目的で抜歯を行う場合があります。
抜歯後に歯の移動が始まると、抜歯した周囲の歯や歯ぐきに負担がかかり、鈍い痛みを感じる※ケースもあります。
多くの場合、傷口の回復とともに痛みは徐々に落ち着いていきますが、痛みが強い、腫れが引かない、出血が続くなどの症状※がある場合は、無理に我慢せず歯科医院へ相談することが大切です。
状態に応じた処置や調整を行うことで、安心して治療を続けやすくなります。
※痛みの感じ方・症状の程度には個人差があります。
後戻りによる痛み
装着時間が短くなったり、一定期間マウスピースの使用を中断したりすると、歯の位置が後戻りしようとすることがあります。
その状態で再び装着すると、歯に想定以上の力がかかり、通常よりも強い圧迫感や痛みを感じやすくなります。
特に、久しぶりに装着した際に強い違和感がある場合は、後戻りが影響している可能性があります。
こうした痛みを防ぐためには、指示された装着時間や使用方法を守ることが重要です※。
※症例や個人によって感じ方は異なるので、全ての人が痛みを防ぐことは難しいです。
再装着時の痛みが強い場合は自己判断せず、歯科医院に相談することで適切な対応を受けられます。
マウスピース矯正が痛い場合の対処法
マウスピース矯正中に痛みや強い違和感を感じた場合でも、自己判断で装着を中断したり、無理に我慢したりすると、治療計画に影響が出る可能性があります。
マウスピース矯正が痛い場合の対処法を紹介します。
無理に我慢しないための基本的な対処
以下のような場合は、早めに歯科医院へ相談することが重要です。
- 強い痛みが数日以上続く
- マウスピースが明らかに合っていないと感じる
- 出血や腫れを伴う痛みがある
- 口内炎や傷が悪化している
など、自己判断で様子を見るよりも専門家の判断を仰ぐようにしてください。
痛みや違和感は我慢し続けるものではなく、適切な調整やフォロー※によって軽減できるケースもあります。
※症状や治療状況によって対応内容は異なります。詳しくは歯科医師の診断を受けましょう。
日常生活でできる痛みの和らげ方
日常生活の中でできる対処としては、硬いものを避けてやわらかい食事を選ぶ、強く噛みしめないよう意識するなどの工夫が考えられます。
特に、装着開始直後や交換直後は、歯にかかる力が強く感じられることがあるため、食事の内容を工夫することで負担を軽減できる場合があります。
また、マウスピースの着脱を丁寧に行い、無理な力をかけないことも大切です。
違和感が強いときほど、慌てずゆっくり装着するよう心がけましょう。
痛み止めの使用
痛みが強い場合、一時的にロキソニンなどの痛み止めを使用すること自体は問題にならないケースもあります。
ただし、薬の使用については体質や持病、併用している薬によって注意が必要な場合もあるため、事前に歯科医師や薬剤師へ相談しましょう。
また、痛み止めを常用しなければ眠れないほどの痛みが続く場合は、治療計画やマウスピースの適合に問題がある可能性も考えられます。
そのような場合は、無理に薬で抑え続けるのではなく、歯科医師に相談することが大切です。
マウスピース矯正の痛みで後悔しないためのポイント
マウスピース矯正の痛みへの感じ方には個人差があるため、「思っていたよりつらかった」「もっと事前に知っておけばよかった」と後悔してしまう方も少なくありません。
ここでは、後悔しないためのポイントを紹介します。
治療前に説明をしっかり受ける
マウスピース矯正を始める前には、治療期間の目安や歯の動き方、痛みが出やすいタイミングなどについて、歯科医師から十分な説明を受けておくことが大切です。
あらかじめ痛みが出る可能性や、その程度の目安を知っておくことで、実際に違和感を覚えたときも「想定内の反応」として冷静に受け止めやすくなります※。
※感じ方には個人差があります。
また、自分の歯並びや治療計画によって、どの程度の負担が想定されるのかを確認しておくことも重要です。
納得したうえで治療を開始することで、途中で不安や後悔を感じにくくなる傾向があります。
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装着時間や使用方法を守る
マウスピース矯正は、決められた装着時間や使用方法を守ることで、歯にかかる力が安定し、無理のない形で歯が動きやすくなります。
装着時間が短かったり、外す時間が長くなったりすると、次に装着した際に歯へ強い力がかかり、痛みを感じやすくなる場合があります。
また、正しく装着できていない場合や、無理な力をかけて着脱している場合も、違和感や痛みの原因になり得ます。
指示された装着時間や使用方法を守ることが、痛みで後悔しないための重要なポイント※といえます。
※指示どおりに行っても痛みを感じる場合もあり、感じ方には個人差があります。
痛みが出たときの相談先を事前に確認しておく
治療中に痛みや強い違和感が出た場合、どこに相談すればよいのかを事前に把握しておくことも安心につながります。
通院している歯科医院の連絡方法や、診療時間外の対応可否などを確認しておくことで、いざというときに一人で悩まずに済みます。
また、「この程度の痛みなら相談してもよいのだろうか」と迷ってしまう方もいますが、気になる症状があれば早めに相談することで、適切な調整やアドバイスを受けられるケースもあります。
不安を抱え込まず、相談しやすい環境を整えておくことが、治療を前向きに続けるための大切なポイントです。

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マウスピース矯正の痛みに関するよくある質問
マウスピース矯正について調べている方の多くが、「実際どれくらい痛いのか」「続けられるか不安」といった疑問を持っています。
最後にマウスピース矯正の痛みに関するよくある質問を紹介します。
実際の症状や感じ方には個人差があるため、あくまで目安として参考にしてください。
マウスピース矯正の痛みはいつまで続く?
マウスピース矯正の痛みは、治療期間中ずっと続くわけではなく、特定のタイミングで一時的に出るケースが多い傾向にあります。
特に、装着開始直後や新しいマウスピースへ交換した直後は、歯に新たな力がかかるため、違和感や痛みを感じやすくなります。
一方で、時間の経過とともに痛みが和らぎ、次の交換時まではほとんど気にならなくなる方も少なくありません。
ただし、痛みの出方や続く期間には個人差があり、歯の動かし方や治療計画によっても異なります。
痛みがあるときは装着をやめてもいい?
痛みがあるからといって、自己判断でマウスピースの装着を中断してしまうと、歯の移動が計画どおりに進まず、次に装着した際により強い痛みを感じてしまうことがあります。
そのため、基本的には指示された装着時間を守ることが重要です。
ただし、強い痛みが続いて日常生活に支障が出る場合や、明らかに異常と感じる症状がある場合には、無理に装着を続けるのではなく、早めに歯科医師へ相談することが大切です。
痛みが強い人はマウスピース矯正に向いていない?
痛みに敏感な方が、必ずしもマウスピース矯正に向いていないとは限りません。
痛みの感じ方には個人差があり、同じ治療内容でもほとんど痛みを感じない方もいれば、強く違和感を覚える方もいます。
重要なのは、自分の不安や痛みの感じ方について事前に歯科医師へ伝えたうえで、無理のない治療計画を立ててもらうことです。
歯の動かし方やマウスピースの交換ペースを調整することで、負担を軽減できる場合もあります。
「痛みに弱いから無理」と決めつけず、まずは相談してみることが、後悔しない選択につながる可能性があります。
マウスピース矯正とワイヤー矯正どっちが痛い?
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の痛みを比較した場合、一般的にはマウスピース矯正のほうが痛みや違和感が弱いと感じる方が多い傾向にあります。
ただし、痛みの強さや感じ方は個人差が大きく、マウスピース矯正でも症例によってはしっかりとした痛みを感じる場合があります。
どちらの矯正方法が適しているかは、歯並びの状態や治療の目的、ライフスタイルなどによって異なります。
まとめ|マウスピース矯正の痛みは個人差があり、対処も可能
マウスピース矯正は、装着開始直後や交換直後など、歯が動き始めるタイミングでは痛みや違和感を覚えることがあります。
ただし、その感じ方や続く期間には個人差があり、多くの場合は時間の経過とともに落ち着いていく傾向があります。
また、痛みが出た場合でも、治療計画の調整や装着方法の見直し、生活習慣の工夫などによって、負担を軽減できる可能性があります。
治療前の事前カウンセリングや精密検査で、痛みの程度やリスクについて詳しく説明を受けることが、後悔のない治療につながりやすいです。
治療開始後も、不安なまま我慢して治療を続けるのではなく、気になる症状があれば早めに歯科医師へ相談してみてください。
